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野党の選挙管理内閣で総選挙を

2025.10.12 Sun

公明党の連立離脱で、メディアは、どことどこが組めば、あるいは組まなければ、高市が首相だ、玉木が首相だと騒いでいますが、だれがなっても、早晩、内閣不信任案が可決され解散を余儀なくされるか、その前に解散に踏み切るか、しかないと思います。

高市首相なら、いつ不信任案が出されても可決されるのは必至ですから、高市さんの戦略は、臨時国会で、できるだけ見栄えのいい政策を打ち出して、自ら解散することでしょう。野党が玉井さんを首相に押し上げても、安全保障政策や原発政策やらで、立憲民主党との亀裂が起きて、解散に追い込まれると思います。

どうせ解散なら、できるだけ見栄えをよくして選挙に臨んだほうが得ですから、野党がいまやることは、臨時国会で、政治資金規正法の改正とガソリン税の減税など、まとまる法案を通したうえで、解散することだと思います。次の内閣は、実質的に総選挙のするための内閣ですから、選挙管理内閣にほかなりません。

どこの党が次の政権を担うかは、選挙で有権者に問うべきで、乱立野党の談合で決める話ではないと思います。私が「社説」を書くなら、「野党の選挙管理改革で総選挙を」ということになります。

当たり前の議論が少ないので、あえて書きます。

蛇足ですが、自民党のひとたちは、「こんなことなら、石破でよかった」と思っているのではないでしょうか。欲張れば、損するのが世の常です。

(冒頭の写真は、公明党との連立離脱を受けて、記者会見する高市・自民党総裁と鈴木幹事長=自民党のHPから)


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