歴史
出版予告『榎本武揚と近代日本 下』
2026.07.03 Fri
「予定される表紙」
刊行が予定より半年以上遅れましたが、『榎本武揚と近代日本 下』は七月中旬ごろ出版される見込みです。
下巻で中心に据えるのは、「榎本武揚の戦争とは何だったのか」という問いです。
榎本は箱館戦争に敗れ、そこで一度は命運が尽きたかのように見られてきました。しかし、箱館の敗戦は、榎本の戦いの一局面にすぎませんでした。薩長政府が大陸でのHot Warに突き進むなかで、榎本は日本が国際社会において経済競争力を獲得する道を見据え、彼自身が「平和の戦さ」と呼んだ戦いに挑み続けていたのでした。
下巻では、その「平和の戦さ」の実像をたどりながら、榎本の意思と思想が、彼の死後の日本の歩みの中でどのような意味を持ち続けたのかを問い直します。
この銅像は、大隈重信が主唱し、経済界の26人が賛同して建立されました。大隈が抱く榎本像です。ちょっと意外ですが、大隈と榎本が昵懇であったことが想像されます。
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